いぬねこプレス>福岡のペット防災対策マニュアル(もくじ)>飼い主である私たちにできること
「社会性」を身につけさせておきましょう
災害時には「同行避難」が基本です。しかし、災害が起こったときにいつもペットと一緒にいるとは限りません。
他人に保護されても無事に助け出されるように家族以外の人や他の動物、さまざまなモノや環境に慣らしておくことがとても重要です。
子犬、子猫の頃から社会化を行い「社会性」を身につけさせておくことは、命を守ることに繋がる私たち飼い主の重要な役割です。
他人に保護されても無事に助け出されるように家族以外の人や他の動物、さまざまなモノや環境に慣らしておくことがとても重要です。
子犬、子猫の頃から社会化を行い「社会性」を身につけさせておくことは、命を守ることに繋がる私たち飼い主の重要な役割です。
●クレートトレーニング
猫は、キャリーバッグの入口を開放して部屋に置いておき、隠れたり、眠ったりできる場所にする工夫をして慣れさせましょう。
・避難時にキャリーバッグやクレートにいやがらずに入り、移動することができる。
・ケージやサークルでおとなしく過ごすことができる。
- クレートトレーニング(GREEN DOG)
- 猫のクレートトレーニング(NPO法人エーキューブ)
●「オイデ」「マテ」
いざ避難というとき、呼んでも来ない。どこにいるのかわからないということになりかねません。日頃から、訓練しておきましょう。
・(名前を)呼べば来ることができる。
・飼い主のそばから離れず待つことができる。
●屋外、人や他の動物
車やバイクの走る音や他の動物の臭い、雨風や広い空間など、室内とは違った刺激がたくさんあります。
子供の頃から色々な場所や色々な人、たくさんの犬や猫に慣らしておくことがストレスを軽減することに繋がります。
だからといって、放し飼いにするのはやめましょう。周囲に迷惑をかけるだけでなく、被災時に避難所でケージやサークルでの生活に対応できず、ストレスから鳴き続けたりするようになります。
・家族以外の人を怖がらない。
・他の動物を攻撃しない。
・必要以上にほえない、鳴かない。
●その他
・決められた場所でトイレができる。
・ブラッシングをいやがらない。