いぬねこイベント開催報告

「ある精肉店のはなし」自主上映会in福岡

ある精肉店のはなしOPENERとの共催で、話題のドキュメンタリー映画『ある精肉店のはなし』上映会と畠山千春さんのトークイベントを開催しました。
日時:7月12日(土)18:00開場
会場:あすみん セミナールーム(福岡県福岡市中央区大名2-6-46)
料金:1500円(トークイベント+上映会)

<作品紹介>
第87回キネマ旬報ベスト・テン 
文化映画ベスト・テン 第2位
大阪貝塚市での屠畜見学会。
牛のいのちと全身全霊で向き合う
ある精肉店との出会いから、この映画は始まった。
家族4人の息の合った手わざで牛が捌かれていく。
牛と人の体温が混ざり合う屠場は、熱気に満ちていた。
店に持ち帰られた枝肉は、
丁寧に切り分けられ、店頭に並ぶ。
皮は丹念になめされ、 立派なだんじり太鼓へと姿を変えていく。
家では、家族4世代が食卓に集い、いつもにぎやかだ。
家業を継ぎ7代目となる兄弟の心にあるのは
被差別部落ゆえのいわれなき差別を受けてきた父の姿。
差別のない社会にしたいと、地域の仲間とともに部落解放運動に参加するなかで
いつしか自分たちの意識も変化し、地域や家族も変わっていった。
2012年3月。
代々使用してきた屠畜場が、102年の歴史に幕を下ろした。
最後の屠畜を終え、北出精肉店も新たな日々を重ねていく。
いのちを食べて人は生きる。
「生」の本質を見続けてきた家族の記録。
公式サイト:http://www.seinikuten-eiga.com/

<ゲストプロフィール>
畠山千春(はたけやま・ちはる)
新米猟師/ライター
1986年生まれ。3.11をきっかけに、大量生産大量消費の暮らしに危機感を感じ、自分の暮らしを自分で作るべく活動中。2011年から動物の解体を学 び、今は鳥を絞めて食べるワークショップを開催している。2013年狩猟免許取得、皮なめし修行中。現在は食べもの、エネルギー、仕事を自分たちで作る糸 島シェアハウスを運営。
ブログ:ちはるの森 http://chiharuh.jp/

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